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技術紹介 Solutions

着磁・脱磁

永久磁石はそれだけでは磁性体物質ですが、適切な方法で磁気を与えることによって強力な磁気を持ちます。このことを着磁と言います。脱磁とは、磁気を帯びた磁性材料部品の磁気を抜いたり、減少させるための操作や手法のことを言います。

着磁電源とは?

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永久磁石はそれだけではただの磁性体物質です。
これに適切な方法で強い磁気を与えてやると、はじめて強力な磁気を帯び、その性質はほとんど変化し ません。N極S極が吸引しあい、同極同士は反発する性質、また磁性金属を吸着したり、光の反射角を変化させたりという性質を利用して、磁石はモータやセン サ、通信、医療、制御などに不可欠のアイテムとして位置付けされています。
着磁電源は、これら永久磁石の多岐わたる利用分野それぞれに必要な、極数、磁化レベルなどのニーズに、正確かつ精密に磁気を入れるための装置で、電源と着磁するための治具の組合わせで使われます。
永 久磁石に磁性を持たせるには大変大きなエネルギーを必要としますので、一般的にはコンデンサに充電した高電圧を一気に治具に流すことにより、高い着磁用の 磁場をマグネットに与えます。着磁電源の選択には、マグネットの材質、着磁極数、サイズなどの要素を加味して決定します。

脱磁電源とは?

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マグネットの脱磁にはいろいろな考えがあります。ひとつは、リサイクルの問題。プラスティック磁石は射出成型の際にスプールランナーと呼ばれる、射出口から型までの経路にあたる部分が必ず出来ます。これを再利用するには、ランナーを細かく粉砕しますが、この時スプールランナーに磁気が残っていると、破砕工程で団子状に絡み合ったり、刃に吸着して作業そのものが出来なくなりますので、必ず脱磁します。また、着磁工程でモータのハウジングにマグネットを固定す る際に仮着磁します。固定後ロータを組みこむ時に磁気が残っていると組み立て工程の効率が落ちますので脱磁の工程が入ります。着磁量管理を必要とするマグ ネットの場合に不良品を再着磁する前に脱磁します。その他、着磁量管理で不良品を再度着磁する前にも一旦脱磁します。
永久磁石は一般磁性体に比べて、保持力(HC)が非常に高く、容易に減磁しません。これを脱磁するには、コンデンサとコイルによる共振減衰脱磁という方法をとります。着磁電源と同じようにコンデンサに充電した高い電荷をコイルに流し、共振磁場を発生させます。コイルでは、NS極が反転しながら減衰していきますので、マグネットは反転磁場のなかで脱磁されます。
サマコバ以上の高HC材のマグネットを完全に「0」まで脱磁することは難しく、またネオジ磁石は脱磁すると、バージン材の磁石と比較して初期磁化特性が違ってくるので、注意が必要です。