当社は磁気を活用してさまざまな機器を開発しておりますが、磁気以外の技術を用いた製品も多数開発しており、さらに新しい分野を開拓していっております。既存の発想を超えた分野での応用が期待できます。応用機器は、焼入れ判定器、焼入れ深度計、ナゲット検査器、メディア検知装置、補聴器の調整器、隙間測定器等、様々な装置がございます。お客様のご要望に沿った多岐に渡る装置を取り揃え、広い分野でサポートをしております。どうぞご相談下さい。お待ちしております。
こちらは、鋼材における焼入れ深さ測定を破壊せずに行う検査装置です。
4探針のセンサで、金属の内部組織の変化を捉え、溶接・硬度・材質・焼入れの違いを明快に示します。
鋼材は焼入れによって硬化すると同時に電気抵抗率がわずかに上昇します。例えば、製造業において焼入れ表面硬化の対象とされる一般的な鋼種では、1.2~1.5倍程度です。

上記グラフ『硬化層深さと電気抵抗率の関係』を見ると、硬化層深さが深くなるに従い、電気抵抗率も増加していることが分かります。つまり、焼入れされた鋼材の表面電気抵抗率を評価すれば、硬化層深さが容易に推定できることになります。この原理と手法を利用し、正確な深さ測定を可能としました。測定時間はわずか0.5秒!!今まで検査で使えなくなってしまっていた鋼材も、これからは商品として使用可能です。
こちらは、スポット溶接のナゲット径を鋼材を破壊せずに測定する検査装置です。
スポット溶接部にセンサを当てるだけで、溶接されているかいないかを電気的に測定しナゲット径を算出します。
具体的には、直流電位差法を用います。
一般的に、物質固有の電気抵抗率と導体の電気抵抗の間には「電気抵抗Rは、導体の長さLに比例し、断面積Sに反比例する」関係が成り立ちます。この関係をスポット溶接に適用し、電位差測定においてスポット溶接の評価を行うと、溶接された箇所のみの電気抵抗Rが減少し、ナゲット径を容易に測定でき、スポット溶接の評価が可能となります。

媒質不要の簡単測定です。品質管理の工場にご利用頂けます。
本装置は、鋳造アルミ部品のショットブラストの際に残る鉄球を検出するものです。本装置は、各種コンベアの搬送部、永久磁石による磁化部、磁化された鉄球を検出するセンサが配置された検出部、OK品、NG品を振り分ける搬出部より構成されています。

図のように、マグネットをにアルミを近づけても磁化されません。アルミと一緒に鉄など磁性金属(鉄球)がありますと、磁化されてマグネットから離しても鉄球から磁気が発生します。検出器はこの特性を利用して検査物をマグネットで磁化して磁気検出センサで磁気の有無を調べ、鉄球の検出を行います。鉄球または磁気的変化を検出した場合にNG品として判別します。また、発生磁界は非常に微弱なため、外部磁界の影響を受けやすく、これらの影響を少なくするために、磁気シールドを利用しています。
確実な鉄球検知のお役立て下さい。