Q 磁気計測・評価とは?
 
計測・評価へ

着磁脱磁、減磁された製品の計測・評価は品質に大きく影響します。設計段階でのマグネットそのものの特性も、十分に考慮する必要がありますが、それらを組み込んだ製品についても、その漏洩磁気が周囲環境にどのような影響を及ぼすのかまで評価しなければいけない時代になっています。磁気計測・評価は現代のマグネットを使った製品つくりにおいては、必須のアイテムとしてニーズが高まっています。

   
 
ガウスメータ

ホール効果を応用した磁気計測の原点。国産化に初めて成功したパイオニアとして、GMの歴史は電子磁気の製品の歴史と評価されています。あらゆる測定シーンに柔軟に対応する豊富な機種と、組合わせ自由なセンサで、ニーズにお応えしています。
 GMは素子の単位面積当たりの磁束密度を平均値として演算表示します。センサのサイズによって、同じポイントを測定しても値は違いますが、これは誤差ではなく、あくまでもセンサのサイズ(測定感度面積)に依存しているという理由によります。ハンディ型から卓上型まで、また超低磁場から4Tまでの広範囲をカバーしていますので、用途にあった機種をご選定ください。

 

 Q BHアナライザとは?
 
BHアナライザ
マグネットの特性を知ることは重要なことです。自社の製品に(例えばステッピングモータ)どの磁石を採用するかで、製品の品質に影響があります。磁石の特性は一般に直流磁化特性の第2象現、つまり減磁曲線で端的に表されます。Br(残留磁束密度)Hc(保持力)などはモータ設計上のファクタとして重要視されています。
 BHアナライザは、高性能の電磁石、直線性に優れたガウスメータ、同じく分解能と再現性、直線性に優れたフラックスメータ、そしてそれらをコントロールし、正確な測定値を導き出すデジタル処理ソフトで構成されています。磁気計測のトータルサプライヤとしての電子磁気工業の技術が集約された測定器のひとつとしての位置づけにあります。

 

 
フラックスメータ
サーチコイルとの組合わせで使います。用途は着磁されたマグネットの磁束量の測定評価用。リングマグネットに多極着磁された磁束量を高い精度で測定します。NSのピーク値や、ライン用にコンパレータ出力機能や、PCにデータ取り込み可能な通信機能、外部からすべて制御できるコネクタなど、多彩な機能があります。基本原理は磁束の変化量に比例してサーチコイルに誘起された電圧をコンデンサに取り込み、積分回路を経て演算指示させます。
 最新型では、V/F変換回路(電圧変動分を周波数に変換)を採用し、ノンドリフトを実現し、さらに高性能化をすすめています。